ラプラスの魔説明書

　ボーナスポイントが０になり、ＯＫ！ならリターンキーを押します。すると、運(LUCKの運です)、年齢(最初はみな15才です)、レベル、経験値、所持金、そしてキャラクターがなれる職業が表示されます。
なれる職業が１つしか無い場合は、自動的に、その職業に決まりますが、２つ以上出て来れば、カーソルキーでその中から選んでください。そしてリターンキーを押します。
　最後にスキルが表示されます。(スキルは最初、無い事の方が多いのですが、心配はいりません、後でたいてい手に入れる事が出来ます)。
スキルとは、いろいろな技術や能力を数であらわしたもので、キャラクターの職業により、持てるスキルにちがいがあります。
　これで、キャラクターは形をととのえましたが、そのままでは、まだそのキャラクターは、ゴーストハンターとして登録されません。

キャラクターの職業と属性値

職　業	特　徴	基本的に必要な属性値
科学者	"機械"の操作にすぐれ、傷の手当てもうまいが、体力、精神力というのはあまり強くない。	分析力・意思力各々10前後
ジャーナリスト	"カメラ"をうまく使えるのはこのキャラクター。物をさがしたり、交渉したりは得意だが、精神力は中ぐらい、こわがりでもある。	体力・分析力・魅力各々10前後
探偵	ファイタータイプ。頭より身体で問題を解こうとする。"尋問"は得意。	体力・意思力各々10前後
ディレッタント	知識の人。物事をよく知っており謎ときが得意。 "機械"の操作、"心理療法"(ＭＰの回復)も出来る。体力はそう強くない。	分析力・知覚力各々10前後
霊能者	精神攻撃はこのキャラクターしか出来ない。その他の精神的な事も得意だが、体力的、分析的なことはもう一つ。	知覚力=12以上魅力=10前後

属性

属　性	表　示	内　　容
体　　力	Ｓ	もちろん戦闘時に必要、敏捷性にも関係
分　析　力	Ｉ	物事を分析、理解する力
意　志　力	Ｗ	意志の力、耐えぬく力
知　覚　力	Ｐ	勘のするどさ、精神力(？)
魅　　力	Ｃ	人づきあい、話す時などに有利
運	Ｌ	ＬＵＣＫ、高いほどラッキー

スキル表

スキル	表示	科学者	ジャーナリスト	探偵	ディレッタント	霊能者	スキル名の説明
武器(剣)	武剣	○	○	◎	○	×	剣、斧類のあつかい
武器(銃)	武銃	○	○	◎	○	×	銃のあつかい
格闘	格闘	○	○	◎	○	×	素手の闘い
捜索	捜索	○	◎	○	○	×	物、罠等をさがす
医療手当	医療	◎	○	○	○	×	ＨＰの回復に関係
機械操作	機械	◎	×	×	○	×	"機械"の操作に必要
交渉	交渉	×	◎	○	○	×	人と話す時に、このスキルが高ければ有利
写真	写真	×	◎	×	×	×	写真を撮る時に必要
尋問	尋問	×	×	◎	×	×	尋問がうまくなる
謎解き	謎解	×	×	×	◎	×	謎、資料の解読
心理療法	心療	×	×	×	◎	◎	ＭＰの回復が出来るようになる
精神戦闘	精戦	×	×	×	×	◎	精神攻撃のダメージ力が大きくなる
精神捜索	精捜	×	×	×	×	◎	精神的な捜索に必要
精神移動	精移	×	×	×	×	○	？

とれるスキル：○　取り易いスキル：◎　取れないスキル：×

その他のKey

[ＥＳＣ]	・各々のコマンドモードで選択されたコマンドの解除
[０]～[９]	・コマンドウィンドウに表示されるコマンドを選択する時に使う
[Ｏ]	・街の店の中では、店を出る・キャンプモードに入る(屋敷では、一度コマンドモードに入ってから、[Ｏ]でキャンプモード)
[RETURN]	・屋敷内では、移動のモードからコマンドのモードへ、また、コマンドモードから移動のモードへ・コマンドの決定、または確認
[CTRL]＋[Ｓ]	・サウンドのＯＮ<->ＯＦＦ
[Ｑ]	・クイックリファレンス　各キャラクターのステータスその他を見るためのコマンドただし、コマンドウィンドウにコマンドが表示されている時にのみ有功。 [RETURN]でパーティ内の各々のキャラクターを順に見る事が出来る。

ファンクションキー１～５

キャラクターウィンドウのキャラクターの顔の横に表示されているステータスバーの１目盛の数を変える。

ファンクション１　１目盛が　 10ポイント
　　　〃　　　２　　〃　　　 20　〃
　　　〃　　　３　　〃　　　 40　〃
　　　〃　　　４　　〃　　　 80　〃
　　　〃　　　５　　〃　　　160　〃

ブラックジャック”ラプラスルール”説明

プレイ人数
パーティー内の１人または２人のキャラクター。
カードの目の数の数え方
２～１０＝目の数通り
絵札(Ｋ、Ｑ、Ｊ)＝１０
エース＝状況により１でも１１でもＯＫ
勝ち負け
親とプレイヤーそれぞれのカードの合計をくらべ、数が大きくその上２１を超えない方が勝つ。同じ２１でも、カード２枚で２１になる事をブラックジャックと呼び、最強の手となる。
ここでは、なるべく簡単に書いてゆきます。
まず掛け金を決めます。一度に賭けられるお金は２～２０ドル。
掛け金が決まると、親には１枚目裏、２枚目表のカード、あなたには表２枚のカードが配られます（あなたの１枚目のカードが何なのかは、親にはわからない事になっています）。ここで自分のカード、親のカードを見くらべ、考え、次のａ～ｆを選びます。
ａ．DOUBLE(ダブル)
　もう１枚カードを引かなければいけませんが、計３枚のカードの合計を予想して「親に勝てる！」と思えば、これを選びます。すると、掛け金を２倍にする事がゆるされます。しかし予想に反して負けた場合は、ゴッソリ持って行かれますヨ。
ｂ．SPLIT(スプリット)
　あなたのカード２枚共がエースの場合だけ、エース１枚ずつ(つまり２人分)勝負する事が出来ます。その場合、最初の掛け金と同じ額をもう一方のエースにも賭けなければなりません。そして各エースに１枚ずつのカードが配られ勝負となります。
※ａ，ｂ共、２０ドルというリミットをこえて賭けられる事になりますが、あなたの所持金が掛け金にたりなければ出来ません。

ｃ．INSURANCE(インシュランス)
　上記２つとは逆に、賭け金をへらす事がゆるされます。ただしこれは、親の表向きのカードがエースの場合だけです。
つまりブラックジャックの可能性があるからです。賭け金が半分もどって来ます。
　ａ，ｂを選ぶ。またはｃを選んで、やはり親がブラックジャックだった場合等は、後の処理は自動的に行なわれますが、それ以外は、自分でゲームを進めます

ｄ．HIT(ヒット) ――――――― もう１枚カードを引く。
ｅ．STAND(スタンド) ――――― 今のカードで勝負する。
ｆ．QUIT(クイット) ――――― ゲームをやめる。

以上がルールです。
一回の勝負が終わるのは、
- STANDが選択された場合。
- どちらかがブラックジャックの場合。
- どちらかのカードが21を越えた場合。
- ａ，ｂの選択後の処理が終わった場合。
の４種類です。

文章では、わかりづらいでしょうが、一度ゲームをしてみて下さい。
「こちらの方がおもしろい」と、探検そっちのけでブラックジャックばかりしないように！

※ゲームは２人まで出来ますが、１人目と２人目で同じ人を選ぶと、１人用となります。誰も選んでない状態での[ESC]はゲームの終了となりますが、１人でも選ばれている状態の時に[ESC]を押すと最初から選び直しとなります。

Ch-1（チェック１）　パーティの構成

　肉体的(物理的)、精神的な攻撃防御、資金面、医療面を考えると、〔探偵、科学者、ジャーナリスト、霊能者〕の４人の組み合わせが、最良と考えられる。
特に、ジャーナリストの撮る写真を売る事により、冒険当初おこりがちな資金不足が、あるていど解消されるであろう。もちろん他の者でも写真は撮れるが、写真のスキルが得られない以上、ピンボケ、撮りそこないというムダが多い事を忘れてはならない。

＊スキル(特技、技術)　ユーザーズマニュアル、スキル表参照
　スキルが無くても行なえる行動もあるが、その場合の成功率は低い。

Ch-2（チェック２）　装備、街での行動

　酒場での飲酒、ギャンブルは「疲れをいやす」程度には良いが、「すぎる」事は禁物。それよりも、情報収集や、新しい仲間を雇う事が大切。雇うには金が必要だが、彼らの方が経験をつんでいる場合もあり、大きな手助けとなるだろう。ただし、冒険途中で逃げられないように注意。
　装備については、武器、防具類は言うまでも無いが、医療箱(肉体的な治療)、コンパス(位置をたしかめる)、ランプ／ライト等は必携。カメラは武器と同じく、無くてはならない物である。
　カメラは、それのみでは使用出来ない。カメラを使いたければフィルムも同時に持っていなければならない。（これは、カメラだけにかぎらず、レボルバーその他の銃やライフルには弾を、機械にはバッテリーを、というのと同じである）
　装備の使用方法であるが、キャンプモード時 ３.アイテム を選び、

１.使うは、	ランプ／ライトのつけ消しシャベル医療箱、護符　etc.
４.準備するは、	武器、防具類カメラ、機械類　etc.

準備されたり、使われているものは緑色に、準備をはずれたものは白色に表示される。なお、青色に表示されるとそれは壊れている。

　また、戦闘時の個人戦闘モードでの ５.アイテム使用 で、上記
１.使う　４.準備する と同様の行動がとれるが、武器、治療関係にかぎられ、１ターンがそれに使われることを忘れてはならない。また武器の使用は １.物理攻撃 で行われる。(５.アイテム使用ではない)

Ch-3（チェック３）　冒険、遭遇

　移動中は、一歩一歩注意深くまた各方向に気を配りながら進むべきである。特に、屋敷などでは棚のように、壁ぞいに置いてあるような物は、その壁の方向を向かなければ目の前にはあらわれない。（テーブルのように、部屋の中央にある物は、壁とは反対の方を向かなければ見えない場合も考えられる）
もし、目の前にそういった物があらわれた場合、リターンキーを押し、コマンドモードにうつる事が望ましい。そして、１.調べる　４.動かす などは、１度で成功しない事も多く、２～３度くり返してみる。もちろん、捜索等のスキルを持った者や、能力値の高い者にさせるべきである。
　さて、いよいよＥＴとの遭遇である。
ＥＴと遭遇した場合、すぐに戦闘を開始するというのも考えものである。情報が不足している場合や、相手が人間らしい場合などは、４.話すを選択すべきだし、もし戦闘になってもかなわない場合には、２.逃げる　３.降伏する　という行為も大切である。なぜなら、パーティーの任務は調べる事であり、モンスターをたおす事ではないからである。
ただ、戦闘に入れば、勇敢にたたかうのがゴーストハンターである。
武器(ナイフやピストル)を使うなら １.物理攻撃、その他のアイテムを使用するなら ５.アイテム使用 を、そのどちらも出来ない時には、 ３.防御しせい を選ぶ事。２.精神攻撃 は、霊能者のみ(例外あり)、４.精神防御 は、敵が精神攻撃して来るのがわかっている場合にのみ選択するのがベストである。

　精神攻撃での使用可能ポイント・レベルは、〈精神戦闘〉スキルがない場合は１、ある場合はスキル×３＋１までに制限される。
　以上の事を守り、行動する者にのみ自らをゴーストハンターと称する事がゆるされる。

道具屋

名　前	用　途
聖書	？
ランプライト	暗い場所を明るくするライトの方が長持ちする
フィルム	カメラに必要、１人５枚までもてる。
バッテリー	"機械"に必要
十字架	？
コンパス	パーティーの現在位置、向かっている方向がわかる
医療箱Ⅰ 医療箱Ⅱ 医療箱Ⅲ	傷(HP)の回復に使う Ⅰ～Ⅲは回数のちがい　Ⅰ＜Ⅱ＜Ⅲ 回復するＨＰは、医療スキルに関係 (毒も治る事もある)
カメラⅠ カメラⅡ カメラⅢ カメラⅣ	モンスターの写真を写す。(フィルムが必要) Ⅲ、Ⅳは連写可能
護符Ⅰ 護符Ⅱ 護符Ⅲ	精神的ダメージ(MP)の回復 Ⅰ～Ⅲは回数のちがい　Ⅰ＜Ⅱ＜Ⅲ (心理療法のスキルが必要)
機械Ⅰ 機械Ⅱ 機械Ⅲ 機械Ⅳ	精神攻撃、精神防御を機械で行なう Ⅲ、Ⅳは連続使用可能 ("機械操作"が必要)

酒場

名　前	用　途
酒	？

武器屋

名　前	用　途
ナイフ
おの	ナイフよりダメージをあたえる量が多い
サーベル	おのより強い武器
レボルバー
自動けん銃	レボルバーと同じくらいのダメージ量。熟練すると１度に何発か発射できる
ライフル	力は自動けん銃より上命中精度がいい
ショットガン	一発で何匹かのモンスターにダメージをあたえられる
弾（Ｐ）	ピストル類、ライフル用の弾(50発まで)
弾（Ｓ）	ショットガン用(50発まで)
レザー	皮の服少しは身を守れる
防弾チョッキ	レザーの倍くらいの防御力

ラプラスの魔 説明書

ラプラスの魔説明書